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[育毛剤・最新ニュース] サラヴィオ化粧品が中央研究所の技術を日本皮膚外科学会で発表した。

2012/10/4 ニューストピック No.1

サラヴィオ化粧品が中央研究所の技術を日本皮膚外科学会で発表した。

【研究成果の概要】
■単離培養した毛乳頭細胞一次繊毛の蛍光染色観察(繊毛の可視化)
■一次繊毛の長さ(繊毛長)の定量的解析
■繊毛長の制御系の構築
■繊毛によるケラチノサイト(上皮系細胞)の細胞分裂増強作用を発見
■繊毛による線維芽細胞(間葉系細胞)の細胞分裂増殖作用を発見

【毛乳頭細胞と繊毛について】 
毛髪のヘアサイクル(成長期‐退行期‐休止期)は毛包細胞間のシグナル伝達によって支配されている。毛乳頭細胞は、発毛シグナルの司令塔と言われ、常にヘアケア研究の中心的存在である。毛乳頭細胞におけるシグナルの送受信に深く関与しているのが繊毛(せんもう)であると考えられており、世界の注目を集めている。


サラヴィオ化粧品は、単離培養した毛乳頭細胞の一次繊毛(せんもう)の観察・定量化に成功。

9月1日・2日に開催された第27回日本皮膚外科学会総会・学術集会において、その研究成果を発表した。

同研究では、繊毛マーカーとしてアセチル化チューブリンを免疫染色。

1つの細胞に1本の繊毛が存在することを確認した。

その一次繊毛の長さ(繊毛長)を定量的解析し、繊毛長をミクロのオーダーで算出。

さらにリチウムイオンを加えることで繊毛長を約3倍に伸ばすことと、繊毛形成に不可欠な遺伝子をoffにすることで、繊毛自体をほぼ消失させることにも成功したという。

また、この一次繊毛の長さを制御した実験系を駆使することで、毛乳頭細胞をとりまく細胞間には、一次繊毛を介したシグナル伝達機構が存在することも発見した。

また、リチウムイオンを加え、繊毛長を3倍に伸ばしたまま毛乳頭細胞を培養して上澄み液をケラチノサイトに加えたところ、細胞増殖活性に有意な上昇が認められた。

これは、繊毛の伸長に依存して何らかのシグナルが放出され、それがケラチノサイトの細胞分裂増強作用をもたらしたことを示唆するものだという。

さらに、繊毛を伸長させた状態で、DHT(男性ホルモン代謝産物)を加えたところ、毛乳頭細胞を培養した場合の上澄み液に、線維芽細胞の細胞分裂増強作用が認められた。

その一方、繊毛形成を阻害する線維芽細胞の増殖は抑制されたとのこと。

毛乳頭細胞は、発毛シグナルの司令塔と言われ、常にヘアケア研究の中心的存在となっている。

毛髪のヘアサイクル(成長期 - 退行期 - 休止期)は、毛包細胞間のシグナル伝達によって支配されている。

そして、毛乳頭細胞におけるシグナルの送受信に深く関与しているのが繊毛であると考えられている。

今回の一次繊毛を介したシグナル伝達機構の発見は、育毛理論に新たな展開となることが期待される。


第27回日本皮膚外科学会総会・学術集会
 会 頭  :高橋和宏(岩手医科大学皮膚科)
 事務局長:前田文彦
 会 期  :平成24年9月1日・2日
 会 場  :岩手県民会館
 テーマ  :皮膚外科の危機管理
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